あしたも日曜日

~40代セミリタイア夫婦のシンプルライフ~

大学図書館

読書といえば、通勤電車の気晴らしというのが、勤め人当時の習慣でした。

エッセイや実用書など、どこを開いても読めてしまうタイプのものばかりチョイスしていました。
ゆっくり長編小説や重たい図鑑を読むことはなく、読書自体を楽しむことからは遠ざかっていたように思います。

テレビドラマも忙しい現代に合っているのか、やたらオムニバス形式が増えましたね。連続性のあるストーリーをじっくり楽しめる余裕がなかなか取りづらいのかも知れません。

日本人の豊かさを支える大事な要素として、文学や芸術を大切にしたいものですね。

夫について言うと、元々読書の習慣があまりなく、スマホではもっぱら調べものやSNS が多かったのですが、時間と気持ちに余裕がてきた今、すっかり本の虫になりました。

読むスピードが早く、図書館から借りてきては、読んだ本の関連本を調べてまた借りるを繰り返しており、図書館司書に顔を覚えられてしまいそうな勢いです。

新刊のリクエストや予約取り置きも頻繁に活用しております。人気の作品の予約待ちは、数ヵ月後の忘れた頃に連絡が入るくらい多く、何が人気の書籍なのか知る機会になります。

一般的な売上げランキングと図書館の人気の作品は一致しているんだろうか? 
本を買う人と、借りる人では生活環境が違うような気がします。退職してから頻繁に図書館に通うようになって、気になり始めました。やっぱりシニアやお子さんの小さい専業主婦が多いように思います。
そうなると本に対する要求もベストセラーと異なるのでは?と思います。機会があれば司書の方に聞いてみたいなぁ。
実店舗の書店とネット通販でも、きっと違いはあるでしょうね。

ところで、図書館の穴場に大学図書館があります。専門書だけでなく、雑誌のラインナップも想いのほか充実しています。

時期や大学にもよるかも知れませんが、大抵空いており、空調も聞いているので、ゆったりソファに腰かけて読めます。

敷居が高いように思われがちですが、大学にはたんまり税金が投入されているので、学生さんの邪魔にならない範囲なら、生涯学習の一環として遠慮なく利用していいと思います。
学食もちょっと気になります。そのうち挑戦してみたいな。