道東の旅 富良野・美瑛編【弾丸ツアー】
夫婦でセミリタイアする大きな動機の一つになった昨年夏の北海道車中泊の旅。限られた日程で道央と道東を巡った数々の体験は、「また行きたい!」「思う存分行きたい!!」「毎年行きたい!!!」と切望するほどに感動的で、我々夫婦の人生にとってのエポックメイキングな旅となりました。
その怒涛の旅を思い返してみたいと思います。
大洗港からフェリーで苫小牧港へ
フェリーに乗って、約18時間かけての船旅から始まりました。
長い船旅でしたが、船内は綺麗なパブリックスペースと大浴場があり、夜にはジャグリングショーなども楽しめ、想像以上に快適な時間を過ごせました。
車中泊旅行を始めてからずっと憧れていた北海道。
苫小牧港に着いて、フェリーのタラップから降りる時の興奮は今でも忘れられません。
2人ともよくわからない雄叫びをしながらの着地。北の大地への記念すべき最初の一歩は、これでもかというほどキラキラした思い出になりました。
富良野
高鳴る思いを胸に、まず最初に向かったのは富良野。
種類によっては咲き終わっているものもありましたが、まだまだ美しいラベンダーを拝めました。
最も有名なラベンダー園「ファーム富田」では、景色もさることながら、ラベンダーソフトクリームも爽やかで美味でした。
https://www.farm-tomita.co.jp/sp/
そして、北海道グルメといえばジンギスカン。
事前にネットでチェックしていた「富良野ジンギスカン ひつじの丘」で頂きました。
お昼前にもかかわらず、すでに並んでおり、30分以上待っての入場。
旨いです! 2人で『サフォークジンギスカン』と『ミルクラムジンギスカン』の2種類を2皿ずつ計4皿を平らげました。
ジンギスカンでパンパンのお腹を抱えて次に向かったのが、「カンパーナ六花亭」。
別腹です! どれを選んでいいのか迷います! 定番のチョコレートやバターサンドだけでなく、和菓子やケーキがお手頃価格でズラリ。テラスからはブドウ畑が眺められ、この日は見られませんでしたが、天気が良ければ大雪山・十勝岳連邦がみられる構図になっています。
http://www.rokkatei.co.jp/facilities/campana/
美瑛
次に向かうは「青い池」
薄曇りの中でも美しい池の青が白樺越しに見えて幻想的でした。
駐車場は満杯、遊歩道も牛歩。出来れば早朝に行きたかった。
青い池を観たあとは、一転して晴天。富良野同様、暑い美瑛を駆け足で廻りました。見どころがコンパクトにまとまっています。アップダウンが多い炎天下の丘の町を自転車で巡っている人も多かったです。キツそう…。体力自慢でなければレンタカーをお勧めします。
車で行かれるならお勧めなのは、「ジェットコースターの路」。さすが北海道。これだけなが~い急降下と急上昇は本州ではなかなか体験できません。涼しい風を感じながら思わず「わ~い」と叫んでしまう急降下。そして青い空を仰ぎ見ながらの急上昇。圧巻でした。
道の駅あさひかわ
おもちゃみたいに可愛いパッチワークの畑を堪能した後、向かったのは「道の駅あさひかわ」
買い物、洗濯、お風呂と車中泊に便利なポイントであるこの道の駅。最もありがたかったのは、富良野・美瑛でどこを探しても見つからなかったゴミ箱が設置されていたこと。人気の道の駅である所以だと思います。おびただしい数のキャンピングカーが停まっていました。この日はなかなかの弾丸ツアーでへとへとで就寝しました。