道東の旅 根室編【最東端でグルメ三昧】
釧路から根室半島へ向かう道のりは、ひんやり涼しいものの、霧また霧でスッキリ晴れません。
ルパンファミリーin浜中町
途中、立ち寄った浜中町は、なんと『ルパン三世』でおなじみのモンキーパンチのふるさと。あちこちにルパンファミリーの看板が見受けられました。
極めつけは「涙岬」と「立岩」。
漁師姿のルパン、五右衛門、銭形のとっつぁんの看板が、その名所に伝わる伝説と共に看板に描かれています。
この岬と巨岩のあるエリアは、有名な霧多布岬が近くにあるからか、あまりガイドブックでクローズアップされることはありませんが、ダイナミックな断崖絶壁がとても日本とは思えないような勇壮な景観で、思わぬ大きな拾い物をしたと思いました。
霧で見えなかった霧多布岬よりもはるかにインパクト大です。
納沙布岬
そしてついに根室半島に入り、本土最東端の納沙布岬まで一気に到達。
こちらも霧です。残念ながら本当の最東端である北方領土は見えませんでした。
「呼び返そう、先祖が気付いた北方領土」
「返せ 全千島 樺太 北の防人」
数々のモニュメントが、ここが日本の重要な国境付近であることを物語っています。
『タイエー』名物焼き鳥弁当
根室の街に入って楽しみにしていたことの一つに、NHKの「72時間」というドキュメンタリー番組で見たコンビニ『タイエー』。
コンビニと言っていいのだろうか。お店を入るといきなり並ぶお弁当やお惣菜の数々。パンも充実しています。店内で調理されているものもあり、熱々をイートインできます。
番組で見た通りのレイアウトと総菜メニュー。どれも美味しそうです。胃袋があと2つ3つ欲しいくらいです。泣く泣く名物の焼き鳥弁当(実は豚串)と、おかず数点を食べて退店。
根室銘菓『オランダせんべい』
そして、もう一つ忘れられないのが、端谷菓子店さんの『オランダせんべい』
病みつきです。
ふにゃふにゃしたクッキーのようなワッフルのような、何かに似てるけど他の何でもない、根室でしか味わえない素朴なお菓子。
きっと関東のデパートで開催される「北海道フェア」には来てくれないんだろうなぁ。
次食べられるのはいつだろうか。見つけたら大人買い必至です!
別海町ふれあいキャンプ場
怒涛(?)の根室半島巡りを終え、「別海町ふれあいキャンプ場」に到着。
http://www.aurens.or.jp/~kanko/bc/price.html
乳製品で有名な街で、キャンプ場に併設されている温泉で食べたソフトクリームがすこぶる旨かったです。他にもチーズを数種類頂きましたがどれも絶品。本州ではあまり知られていませんが、道民にとって別海ブランドはよく知られているようです。
なお、帰宅してから気付いたのですが、スーパーマーケット「オーケーストア」ではこの別海町の牛乳で作られたヨーグルトが販売されています。とってもなめらかで爽やかな甘さ。乳製品好きの方はぜひご賞味ください。