ごみ問題。
長期車中泊旅行に行くなら避けては通れない難問です。
特に、富良野▪美瑛は一切棄てられないと思って間違いないです。
以下は我々なりに対応した苦肉の策です。
車中泊場所の選定
ゴミが棄てられるか確認してから決める。道の駅もキャンプ場も棄てられるところと棄てられないところがある。なお、キャンプ場によっては自治体指定のゴミ袋が有料で使える。
買ったものは買ったお店で
その場で食べられるもののゴミは、そのお店のゴミ箱に捨てる。
ゴミの少ないお買い物
ゴミが大きくかつ多くなりそうな買い物は避ける。例えば、カップラーメンより袋麺。
ペットボトルは500ミリリットルより2リットルを買って水筒に移す。水出し用のお茶パックも便利。
生ゴミは最小限に
生ゴミを出さないように、可能な限り一回で食べきれる量を作る。
焼そばや餅は汁気がないので、炊事場がないときは便利。
また、冷蔵庫がない車の場合、作った料理の保存が利かないので、保冷ボックスや氷、腐りにくい根菜を駆使して、ゴミを減らす。
屋外用ゴミ箱
どうしても棄てられない環境の場合、生ごみと一緒に寝るのは苦痛。
カラスや野良キツネに荒らされないよう、頑丈な屋外用ゴミ箱に入れ、朝まで車外に設置。
都会同様、ゴミの廃棄は難しい。
車中泊の旅を通して、買う段階からゴミを考える習慣がつきました。
来年からはレジ袋が有料化されます。 初めは面倒に感じるかも知れませんが、案外やってみれば慣れるもんです。
北海道の大自然や野性動物を目の当たりにすると、改めて私たちが自然の一部であることを意識させられます。
都会に住んでいると、まかり間違った万能感が、知らず知らず身に付いてしまっているけど、自然の偉大さの前では人間は本当にちっぽけなもの。
20年後も30年後も変わらぬ美しい北海道の景観が保たれることを心から願います。