2019北海道車中泊の旅2日目【苫小牧港~富良野】
苫小牧港到着
18時間の船旅を終え、ついに苫小牧西港フェリーターミナルに到着しました。
雨にも関わらず、タラップから車で降りる瞬間はゾクゾクするほど興奮します。期待で胸がパンパンに膨れ上がったところで、舞台の幕が上がったような感覚とでも言いましょうか、いい大人が二人して子どもの遠足以上にワクワクしちゃってます。
苫小牧港周辺は程よく便利な街なのですが、少し郊外に出ると途端に北海道らしい田園風景に変わります。
富良野に向けて走っていると、早速「鹿に注意」のマーク。動物標識が出ると期待に反して出てくれず、忘れた頃にヒョッコリ姿を表してくれる、ツンデレな北の野生動物たち。初お目見えが楽しみです。
富良野までの立ち寄り場所、まずは、
道の駅 あびらD51ステーション
2019年春にオープンしたてのピカピカの道の駅。農産物の直売所と焼きたてパンが食べられるベーカリーに人だかりが出来ていました。
しかし、なによりもこの道の駅の素晴らしいところは、駅に見立てた構成の味わい深い施設に展示されている蒸気機関車です。
とても綺麗な状態で保存されていて、全く鉄道に興味のない私でも十分に楽しめました。
道の駅 夕張メロード
パッと見たところ、駅前スーパーマーケットといったノリですが、夕張といえばメロン。直売だけでなく、その栽培法を紹介するコーナーが設けられていました。
そしてもう1つの歴史である炭鉱についても紹介されており、石炭の現物が展示してありました。初めて見る黒々とした石炭の塊は、結構な大きさで、テレビや映画で見るよりも迫力がありました。
道の駅 自然体感しむかっぷ
日本一寒い村 -35.8℃
ひえ~
隣に図書室があったので、帰りに時間調整が必要になった場合、重宝出来そうです。
富良野到着
そして富良野に到着。
本日のお泊まりポイントは、無料の町営駐車場。ラベンダー畑で有名な富良野の「ファーム富田」のすぐ隣です。なお、ここのトイレは夜間照明が点かないのでランタンが必須になります。ちなみに、我が家のランタンはEX-777XPですが、新しいモデルが出てるみたいです。
今日は金曜日。週末は恐ろしく混むので、前夜からのスタンバイとしました。明日の朝は一番乗りの予定です。
まだ陽が暮れてなかったので、ゆっくりファーム富田を散策。
まずは前回感動したラベンダーソフトクリームを堪能。写真を撮ろうとしていたのに、食べてから思い出すいつものボケを噛まして夫に呆れられました。
明日はランチにジンギスカンを食べ、カンパーナ六花亭のスイーツで締めたら任務完了です。
出逢い
寝支度をしていると、隣の車のおじさまからご挨拶をいただきました。
十数年来のベテラン北海道車中泊キャンパーとのことで、いろんなお話をして頂きました。これから向かう稚内の大沼は、冬になると白鳥30,000羽が北に渡る前に休養に来るそうで、ご趣味である写真を交えながら教えていただきました。写真の技術があると、更に旅に厚みが出来そうだなと思うほど素晴らしいショットが納められたアルバムでした。
翌朝、別れ際に頂いた絵はがきサイズのカレンダー7,8月分は、富良野のラベンダーと美瑛の田園風景が美しく収められており、旅の最後まで車内に貼って、大いに活用させていただきました。
(この旅は既に終了しており、振り返ってお届けしております)
↓我がキャンピングカーの助手席に常備していた2冊はこちらです↓