あしたも日曜日

~40代セミリタイア夫婦のシンプルライフ~

2019北海道車中泊の旅6日目【キャンプ場で炊きたてごはん】

美深でのキャンプ二日目、我々のひもじい食生活を見かねたのか、昨日の声をかけていただいた女性から、キャンプ場での食事の裏技をいろいろ教えていただきました。

 昨夜も恵んでくださったポテトサラダに入っていた玉ねぎの甘酢漬け。美味しかったなぁ✨

 お酢はなにかと便利で、チンしたパックのご飯に混ぜて酢飯を作り、刺身を乗っけて海苔で巻けば、リーズナブルに手巻き寿司ができることや、ケチャップを使った混ぜご飯に簡単ハンバーグなど、キャンプ場でも作れる美味しそうなレパートリーを伝授していただきました。

 こちらに来てからというもの、買い出しが不便な場所では、カレーと餅のローテーションばかりで、自炊のレパートリーの少なさに途方に暮れていたので、料理が苦手な私にとっては有り難いアドバイスでした。

 

 

美深は内陸ですが、今回は稚内や利尻・礼文島に行けば美味しい魚介類にありつけると期待しており、蓄電池と炊飯器を持ってきました。熱々のご飯に合うおかずを現地の新鮮食材で賄う。外食やパン・麺類ばかりだと食費が嵩み、栄養も偏ります。キャンプ生活が長い者にとっては必須アイテムです。

更に、災害時の避難生活にも使えるので、その予行演習を楽しみながらできると思えばお金以上の価値があるというもの。

 

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この旅のMVP「タケルくん」

今回購入した『タケルくん』は、MAXで炊くと、大人2人で2食分は賄えます。約25分で炊きあがり、10分蒸らせば出来上がりです。あまり湯気が出ないので、車の中で炊いても蒸し風呂になることはありませんでした。また、蓋を開けなければ1時間くらいは保温できます。なお、お米は無洗米を使います。

気になるお味はというと、自宅で炊くご飯に比べてあまり違和感は感じません。むしろキャンプ場で食べると、「お家でなくてもここまでできるんだぁ」と更においしく感じてしまいます。

夕飯後、残ったご飯はすかさず塩結びを作ってラップをしておけば、次の日の朝ごはんとして食べられます。これを繰り返しているうちに美味しい塩結びの塩加減が分かってきました。また、鯖の味噌煮缶をおかずにすると、味噌が染みてめちゃ旨いです。

新米の季節なら、現地で調達したご飯を炊いて食べられます。北海道はお米の名産地も多いので、今回お家からお米を持ってきたことをちょっぴり後悔してしまいました。

 「タケルくん」は、トラックドライバーの方々にも人気だそうです。

遠く離れたところでも家庭の温かさを味わえるからでしょうか。

やっぱり日本人ならコメを食わにゃ~なぁ!

 (この旅は既に終了しており、振り返ってお届けしております)