2019北海道車中泊の旅15日目【利尻島② 鴛泊から沓形へ】
鴛泊地区は今朝も晴天。洗濯日和です。
昨晩もお世話になった利尻富士温泉で、残りの洗濯をして天日干し。
ソーラーパネルでたっぷり充電。
でも暑い❗
避暑に来たのに朝から汗だくです。
海岸沿いとは違い、虫も多くてちょっとげんなり。
もしや島西部の沓形方面はもっと涼しいのか。
観光案内所に問い合わせると、小雨が降っているとのこと。
全然違う~😱
予報では午後から小雨は止むと伺い、洗濯&充電後、沓形へ移動することにしました。
鴛泊から沓形へ向かい始めると、くっきり見えていた利尻山に、みるみる雲がかかっていきます。
ほんとに違うんだなぁ。
途中、利尻島の名物飲料のミルピスを発見。
無人のお店に入るとサイン色紙や写真が壁いっぱいに貼ってあり、かなりの人気が窺えます。
1本350円也。冷蔵庫の横には『おつり』と書かれた箱が。みんなの善意で成り立っているお店です。誰もチョロマカさないので、このスタイルが罷り通っているんでしょうね。平和だなぁ。
ミルピスを1本取り出し350円をチャリンと箱に入れ夫と半分こ。
お味はサッパリ。カルピスに似ており後味が優しくお子様に好まれそうな乳酸飲料です。
沓形に到着すると、すっかり曇り空。
そして涼しい🐧
晴れなら暑くて虫だらけ。
曇りなら涼しく風がキツい。
なかなかパーフェクトとはいきませんが、避暑という意味では沓形が適していると判断し、今夜はこちらでお泊まりすることにしました。雨が降ったらまた移動すればいいさ。気ままが売りの車中泊生活なのです。
沓形港の近くに「利尻ふれあい温泉」があります。
夫も私も暑すぎる温泉は苦手なのですが、ここは子供用のぬるい浴槽があり、ゆっくり浸かることが出来ました。よその温泉でもこの温度の浴槽を設置してくれたらなぁ。地元の方もこのぬるめのお湯がお気に入りなのか、ほかの浴槽よりもたくさん入っておられました。
温泉から出て、「沓形岬公園キャンプ場」へ到着。すぐ隣がフェリーターミナルです。
温泉からも市街地からも近いこの便利なキャンプ場にはコインランドリーも設置されています。料金300円は回収制。
どこに車を停めようかとキャンプサイトの周りをぐるりと回ると駐車場発見。あまり平たんではなく、芝生とも距離があり、我々車中泊のスタイルには合わないなと思い、沓形港に来る途中に見つけた種富駐輪・駐車公園(トイレ有)に引き返しました。
利尻島北西部はサイクリングロードが充実しており、あちこちにサイクリングに適した駐輪・駐車場が設けられておりました。
www.town.rishirifuji.hokkaido.jp
種富駐輪・駐車公園には「会津藩氏の墓」が建てられています。幕末にロシア艦隊の襲撃に備えて北方警備を命じられ、寒さと飢えで亡くなった会津藩士をたたえて墓標が建てられておりました。
北海道沿岸には自衛隊の施設が今もたくさんありますが、ここが国境付近であることを改めて意識させられました。
(この旅は既に終了しており、振り返ってお届けしております)