あしたも日曜日

~40代セミリタイア夫婦のシンプルライフ~

2019北海道車中泊の旅30日目【枝幸① 台風前夜】

滞在期間最長記録に達したクッチャロ湖を出て南下し、枝幸町で台風を迎え撃つことにしました。

いくら人気のキャンプ場とはいえ、さすがにネタ切れしてしまったクッチャロ湖で6日目を終日大雨の中で過ごすのはキツイのです。

 
目次

 

 

 

ウスタイベ千畳岩キャンプ場

こちらのキャンプ場は海に面した見晴らしの良い「北オホーツク自然公園」の中にあります。

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なんと無料にもかかわらず、炊事場、トイレ、ゴミ置き場、駐車場と一通り設備は充実しており、芝生の上に車で入れるという車中泊キャンパーにとっては有難いキャンプ場です。
 
 
クッチャロ湖キャンプ場はお盆休みでぎゅうぎゅうだったので、こちらのキャンプ場の解放感は半端なかったです。
まだ晴れていたのでソーラー充電を完了するまで、たっぷりくつろがせてもらいました。
 
車中泊旅行中はこちらで電源確保していました。
停電時にも使えるので安心です。

 こちらが千畳岩

 

旅も終わりが見えてきたので、そろそろ残飯整理に取り掛からねばなりません。
ということで、本日のランチは乾物フル活用の「ツナわかめ冷やしうどん」です。
あり合わせ節約メニューでも、居心地の良いキャンプ場ならなんでも美味しく感じられますね。
 
昼食後、ウスタイベ千畳岩キャンプ場を後にして市街地のコインランドリーに行こうとしたら、博物館の看板を発見。
 

オホーツクミュージアムえさし

 
とても立派な建物で、あまり古くなさそう。まだまだ時間に余裕があったので立ち寄ってみました。
むむっ、こちらの駐車場はトイレ付きです。
車中泊に利用しているキャンピングカーが何台も停まっていました。
緑に囲まれたなかなかの癒し空間です。

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「オホーツクミュージアムえさし」の駐車場
 
ミュージアムはなんと無料。
シャチの骨格標本や「デスモスチルス」という絶滅した海洋動物の骨格標本が展示されていました。
 
その他、北海道に生息する哺乳類や鳥類の剥製が展示されており、AV 資料も充実しているので、明日の雨の退屈しのぎにぴったりと思い、全部は廻らないで退場。
Wi-Fiフリーで飲食可能なスペースもあり、雨の日の観光難民キャンパーの我々にはとても有り難い施設でした。
 
博物館のすぐ隣には、町営の「ホテルニュー幸林」があり、今日はこちらの日帰り温泉に入らせてもらいました。
大人:500円 小人:240円
大浴場、脱衣場共にとっても清潔で快適な温泉でした。
子供用のぬるめの浴槽があったので、熱いのが苦手な私でも長く浸かることができ、同じく子供用の浴槽があった利尻島の温泉を思い出しました。
↓よろしかったらこちらの過去記事をご覧ください。
 

はまなす交流広場キャンプ場

お風呂と洗濯を済ませ、《道の駅 マリーンアイランド岡島》に到着。
フェリーの形をした珍しい道の駅です。
そのすぐ裏に本日お泊り予定の「はまなす交流広場キャンプ場」があります。
こちらも無料。
あるのは炊事棟とゴミ置き場だけで、トイレは道路を挟んで向かいの公園まで行くことになります。かなり離れているのと、今夜からの大雨台風に備えて、今日は道の駅に隣接する広場の駐車場に泊まらせてもらいました。
なお、炊事棟はシャッターが閉まっていたのですが、鍵がかかっていなかったので使わせてもらいました。生ごみ用のゴミ箱はこちらにあります。
また、オートサイトはあるのですが、電源供給はストップしている様子でした。
 
さぁ、今夜の台風はどの程度だろうか。
明日の朝9時くらいまで激しいとの予報なので、それまでトイレが我慢できなければ、ずぶ濡れで行く羽目になります。
今夜食べたデパート「西條」の激安メロンが仇にならなければ良いのですが…。
 
しかし、枝幸町は素晴らしい。
長期旅行でお財布がさみしくなったキャンパーをやさしく無料で包んでくれます。
特別な期待を持って入ったわけではない町でしたが、また道北に来る機会があれば是非訪れたいと思いました。