あしたも日曜日

~40代セミリタイア夫婦のシンプルライフ~

2019北海道車中泊の旅32日目【朱鞠内湖キャンプ場①】

朝起きたら久しぶりに青空が見えました。清々しい!
美深のキャンプ場の周辺はお散歩に最適です。

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びふかアイランドの小高い丘より

そして、今回の「北海道車中泊の旅」最後の目玉である朱鞠内湖へ。

 

朱鞠内湖キャンプ場

稚内で知り合ったベテラン車中泊キャンパーから「今まで行った中で夕陽が一番きれいなキャンプ場」と聞きました。

人里離れていて、一番近い買い出しスポットまで車で30分以上かかるので、キャンプ場としては不便な立地になります。

にもかかわらず、『北海道キャンピングガイド2019』で、「読者の好きなキャンプ場」第3位、「いつか行ってみたいキャンプ場」第2位となっていました。

ベテランキャンパー、信頼できるガイドブックの両面からの推しがあるので十分期待できそうです。

 

 

美深を出て約1時間半。
日本一の蕎麦どころ、幌加内町に入りました。
花で一面白い蕎麦畑が迎えてくれます。

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幌加内町の蕎麦畑 7月中旬から8月中旬が見ごろ

そしてたどり着いた日本最大の人造湖朱鞠内湖

キャンプ場の管理棟で、こてこての関西訛りのおじさんに「こっちのほうが静かだよ」と勧めていただいた第3サイトへ向かいました。

駐車場と炊事場を抜け、ごつごつした狭い道を駐車スポットを探しながら巡っていると、湖に突き出たスポットを発見。

バックドアを開けると視界は湖のみというプライベート感が味わえる立地です。

 

朱鞠内湖人造湖とは思えないくらい自然に溶け込んでいて、これまで訪れたキャンプ場の中で、一番ワイルドに感じます。

まるで外国のポスターにでも載っていそうな日本離れした景色。

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遊漁規則改正についての貼り紙 in トイレ

朱鞠内湖は、有料で釣りができ、アメマスやサクラマスだけでなく、あの幻の巨大魚「イトウ」もキャッチ&リリースで釣ることができます。きっと釣り好きには堪らない湖なんでしょうね。 

 
また、朱鞠内湖の 「朱鞠」はキツネを意味するそうで、その名の通りキツネが現れました。
かなり至近距離を行ったり来たりするので、警戒心の薄い子だと思いきや、隣で釣りをしていた外国人カップルの釣りの餌が入った袋をくわえて走って行きました。
なるほど、ちゃんと狙いがあったのね。 
 

夕暮れの朱鞠内湖

ここはただいるだけで満足できるキャンプ場です。
湖に向けてチェアを並べ、湖面を見つめながらゆっくり時間の移ろいを感じていると、何もしたくない自分に気付きます。
せめて読書くらいはと思っても、下手な内容だと興ざめするので、敢えて幌加内町の観光案内パンフだけに留めました。

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あとはゆっくり美しい湖を眺めながらコーヒーを楽しむだけです。

 
さぁいよいよ楽しみにしていた夕暮れ時です。
 

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と思いきや、さっきまで広く青空が見えていたのに、巨大な雲が西から移動して来るではないですか!

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雲が空を覆うのが先か、夕陽が青空をオレンジに染めるのが先か。

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結局、ほぼ雲の勝ち でした。
そして、日が暮れた後にまた雲が晴れて来ました。
なんでやねん!
でも照明が最小限なので星が見えたら素晴らしいかも。
 
我々の車から見える向こう岸に、5つの炎が見えます。
このキャンプ場は焚き火が好きな人が多いのかな。
湖面に炎が縦長く映って揺れている。
静寂と炎の愛称の良さにウットリ。
ずっと向こう岸を眺めていて気付いたのですが、炎は湖面に細長く映ってもLEDの照明はボヤっとしか映りません。そのリアルとフェイクの対比が興味深かったです。
やっぱり天然の明かりのほうが綺麗ですね。
 
就寝前にトイレに行こうと車を出ると、美しい星空が拝めました。
そして何年かぶりにキラーンと流れ星を見ました。
 
明日も予報は晴れ。
明後日からはまた雨なので、今のうちにたっぷり景色を満喫しないと!
 

(この旅は既に終了しており、振り返ってお届けしております)

 

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