ちょっと間が開いてしまいましたが、メルボルンの続きです。
約一週間の旅でしたが多肉以外でもちゃんと堪能してきました。
今日は、オーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)観戦についてお届けしたいと思います。
メルボルンに到着して飛行機を降りる際に、キャビンアテンダント(男性)に「メルボルンのお勧めは?」と聞いたところ、「オーストラリアンフットボールのグランドファイナルが明日ある(9月最終週のお話です)。すごくアグレッシブで面白いよ」と教えてくれました。
その時は「なんのこっちゃ?」と思って忘れていたのですが、夜テレビをつけるとちょうど試合をやっており、「このことか!」とせっかくなので少し観てみました。
なんか変です。
最初に気になったのは、やたらプレイヤーが多いこと。
すぐさまネットで調べたら、なんと1チーム18人もいるではありませんか!
ということは、2チームだから合計36人もグランドを走り回っていることになるんだ!!
サッカーでもなくラグビーでもなく、見たことのない光景…。
画面いっぱいにプレーヤーがうじゃうじゃ。
体格はサッカーより長身のプレイヤーが多く、ラグビーのようにでっぷりマッチョでもない。
そしてみんな色白。
オセアニアは紫外線がきついから皮膚がん発症率が高いと聞いたことがあるので、日焼けしちゃダメなのかも。
まるでバレーボール選手が屋外のグラウンドでなんちゃってラグビーをしているよう…。
全然カッコよくない!
長身色白のオジサンたちがラグビーボールのような楕円形のボールが転がるたびに、「おっとっと」と大人数でボールを拾う様子は、なんだかスポーツをしているように見えません。借り物競争みたい。
キャビンアテンダントに教えてもらったように激しいぶつかり合いが多く、観客のほとんどが男性というのも頷けます。
後に、公園で知り合ったオバちゃんに「オーストラリアン・フットボール、面白かったよ」と言ったら、「あたしは嫌い」と苦い顔をしていました。
まぁ、アグレッシブを通り越して野蛮にも見えたので、ご婦人方に不人気なのも仕方ないかなと思いました。
格闘技のノリで観戦したい方にはお勧めです。
ワタシ的には「笑えるネタ」感覚で一回見るならオモロイといった感じでした。
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よっぽど人気のスポーツなんでしょうね。
記念にメルボルンのチームユニフォームでも買おうかと空港をあちこち見て回ったのですが、見つけられませんでした。まぁ、50ドルとかするんだったら買いませんでしたけどね…。