2021年 北海道車中泊の旅 3日目 日高町
早朝、「道の駅むかわ四季の館」を出て、いざ道内屈指の人気を誇る「沙流川オートキャンプ場」へ。
道の駅樹海ロード日高
事前にウェブサイトで確認したつもりが読み間違え、繁忙期は整理券配布のため並ぶと思っていたところ、整理券はフリーサイト用で、我々お目当てのオートサイトは予約制であり、既に満杯とのことで、急きょすぐ近くの「道の駅樹海ロード日高」で泊まることにしました。
さて、時刻は午前9時半。
キャンプ場以外、特段観光スポットに目星を付けていなかったので、いきなり手持ち無沙汰。
しかも思っていた以上に暑い。
まずは道の駅内を覗き見。
地元産の珍しい野菜等が買える直売所と土産物店、ほかお食事処と理髪店に休憩所がありました。
そしてすぐ隣にAコープがあるので早速メニューの算段に下見。中規模程度のスーパーです。道の駅むかわ近辺のスーパーが充実していたので、やや物足りない印象。
しかし、同じ区画内にセイコーマートも入っているので、キャンプ場から車でものの3分の距離にこれだけあれば十分です。
そしてありがたいことに図書館、博物館と郵便局も隣接しているので、まずは図書館で北海道の情報誌「HO」など、北海道関連の蔵書を見て涼んでおりました。
ところがなにやら鼻がムズムズしてきたかと思うと、おもむろにクシャミを連発。ハウスダストにアレルギーのある私にとって長居は困難として早々に退散。
再び道の駅周辺を散策していると、「どうぞお入りください」と明るい声が聞こえてきました。
うさっぷギャラリー
声のする方へ目を向けると、上品なご婦人が「おいでおいで」と手をこまねいております。極上の笑みに吸い込まれるように入ったのが「うさっぷギャラリー」。
絵画や写真、革細工や藁細工など、地元の方たちの創作物を無料で展示しているこのギャラリーは、長年薬局を営んでいらっしゃったご夫婦が引退後に場所を提供し、町民の憩の場になっているとのことでした。
作品の一つ一つを丁寧に案内していただきながら、昭和30年代に地元を襲った巨大台風や、かつては林業が盛んだったことなど町の歴史も教わり、キャンプ場にこもっていたら知り得なかったようなお話をたくさん伺いました。
地元の方から直接聞ける生の情報は、やはり旅の醍醐味ですね。ご夫婦とのひとときはきっと良い想い出になるだろうと確信しました。
ひだか高原荘
その後、道の駅内の休憩所や森林浴の出来る駐車スペースを見つけ、読書に耽ったあと、早めの入浴と目指した「ひだか高原荘」。
入り口で土曜日は終日混み合っており、1時間待ちと案内され、コロナの影響で大浴場内の定員が8名迄なので早めに受付終了するとのことでした。
こんな時のために用意していた「赤ちゃんのお尻拭き」。洗顔はトイレで済ませ、そのほかは「お尻拭き」で全身をふきふき。「水のいらないシャンプー」で頭もスッキリ。入浴代が浮きました。
北海道長期滞在にこの程度のハプニング&節約はつきもの。浮いた分を追加で贅沢おかずに換えられると思うと、節約も苦にならないものです。
明日はいよいよ今回の旅の初キャンプ場。
このために購入したテントが張れるので楽しみです。
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(この旅は既に終了しており、振り返ってお届けしております)
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