2021年 北海道車中泊の旅 8日目 しほろ温泉&足寄町
朝起きたら霧の中。
ひんやり気持ちいい。
避暑に来たつもりの北海道で連日暑さに悩まされてきたので、しほろ温泉の朝晩の冷気に、これぞ求めていたもの!と安堵のため息が漏れます。
しほろ温泉
昨晩入ったしほろ温泉(大人500円)は、源泉かけ流しモール温泉で、露天風呂、泡風呂、サウナなどがあります。
これまで入った十勝の温泉は、私には熱くてゆっくり浸かれるところがなかったのですが、こちらは浴槽ごとに温度で区切られており、泡風呂は38〜40度だったので、やっとゆったり入れました。
お肌のツルツル具合も一番実感出来て大変満足いたしました。
駐車場には足湯があり、早朝に覗いたら空になっていたので、頻繁にお湯の入れ替えをしてくださっているようです。
昨晩買った「ますやパン」のパンと持参したビーフシチューで朝ごはんを済ませ、「道の駅しほろ温泉」のオープンと共に士幌町を出ました。
足寄町に入り最初に立ち寄ったのが「道の駅 足寄湖」。
無人のこの駅からは足寄湖を見渡せるスポットが見つけられず、暑さを凌げる木陰がないことで早々に退散しました。
道の駅あしょろ銀河ホール21
そして本日のお泊まり先「道の駅あしょろ銀河ホール21」に到着しました。
驚くことに、こちらの駐車場には「Pキャンピングカー」と標識の立つエリアがあります。
帯広近辺では車中泊キャンパーを敬遠するかのような張り紙や看板を多く見かけ、肩身の狭い思いをしていたので、受け入れの姿勢を見せてくださる足寄町に感激しました。
道の駅の道路を隔てたところにコインランドリーの広告看板があるのを見ても、やはり車中泊キャンパーが訪れることを意識しているかのように感じます。
惜しむらくは入浴施設が遠いところ。かつては350円で入れた足寄温泉が2017年に閉館したまま、新たに日帰り入浴施設は作られておらず、33㎞離れた芽登温泉ホテルか44㎞離れた山の宿野中温泉まで行かなくてはなりません。仕方なくこの日は「赤ちゃんのおしりふき」で全身ふきふきとなりました。
「Pキャンピングカー」エリアから近いところには、「足寄駅」と書かれた、かつての銀河線足寄駅を再現した建物があります。
午前6時から午後10時まで開いており、テーブルセットが4卓あるので、他の観光客のいない時間を見計らって、大きく地図を広げながら今後の旅の行程について、ゆっくり家族会議が開けました。
「道の駅あしょろ銀河ホール21」館内は鉄道の面影のある造りになっており、「松山千春ギャラリー」や足寄町特産のチーズが買えるお店にパン屋さんなどがあります。
鉄道ファンなら安平町の「道の駅あびら D51ステーション」や、最北端の駅「道の駅わっかない」と併せて訪れたい道の駅なのではないでしょうか。
(この旅は既に終了しており、振り返ってお届けしております)
ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると励みになります。