2021年 北海道車中泊の旅 13日目 浜中町
夜中の強風で寝不足の朝。
来止臥野営場は深い霧に包まれています。
ホットサンドの朝食後、次なるルートはおおよそ決まっているのですが、どこが買い出し、入浴、車中泊に便利なのか、曇り続きの週間天気予報を鑑みながら決めました。
厚岸
まず目指すは「道の駅厚岸グルメパーク」。
厚岸グルメパーク | 北の道の駅 (hokkaido-michinoeki.jp)
とにかく牡蠣が売りの道の駅。1階ではオイスターソースが入った「オイスターモカソフト」が食べられます。
2階にはレストランや市場があるのですが、今日は道の駅から車で3分の所にある「厚岸漁業協同組合直売店エーウロコ」で生牡蠣をちゅるんといただこうと思い向かいました。
本日定休日
あっそ
今回の旅ですっかり振られ慣れてしまったので、ショックは最小限。
3年前にも訪れており、花咲カニや牡蠣は前回思う存分食べていたのと、釧路で炉端焼きを楽しんだ記憶がまだ新しかったため、サクッと諦めて近くのスーパー「フクハラ」で買い出しを済ませ先に進みます。
原生花園あやめヶ原(厚岸霧多布昆布森国定公園)
エーウロコから車で15分のところに「原生花園あやめヶ原(厚岸霧多布昆布森国定公園)」があり、断崖絶壁の勇壮な風景と放し飼いの馬たちに会いに行きました。
3年前に根室十景に数えられる「北方原生花園」で大量の馬たちに囲まれて、ビビりながらも楽しんだ想い出を「原生花園あやめヶ原」でリバイバルさせたかったのです。
生憎この日は濃い霧が立ち込めており、絶壁は薄ぼんやりとしていましたが、お馬さん達には間近でご挨拶出来ました。
こちらの馬は、「北方原生花園」のポニーと比べて細身で小柄なのと、有刺鉄線の向こうにいるので、緊張感はお互いゼロ。どんなに近づいても話しかけても、まるで我々は存在しないかのごとくひたすら草を食んでおります。
ちょっと寂しい。
根室の「北方原生花園」の馬たちにお口直しの「圧迫」をお願いするしかありません。
浜中町
次なる目的地は「霧多布温泉ゆうゆ(正式名称:浜中町ふれあい交流・保養センター)」。
霧多布温泉ゆうゆ|浜中町ふれあい交流・保養センター (kiritappu-yuyu.com)
昨晩は入浴施設の遠いキャンプ場のため、得意の赤ちゃんのお尻ふきで清拭しました。
2日ぶりの入浴なら3年前に利用してハズレない確証のあった「霧多布温泉ゆうゆ」が最適と思い今回も利用させていただきました。
こちらの温泉は、浜中町が生んだ天才、モンキーパンチの「ルパン三世」があちこちに感じられる施設です。
利用者の半分以上と思われる高齢者と、ちょっぴりセクシーなルパンファミリーのキャラクターとのコントラストが、不思議と気恥ずかしく感じられてしまうのは私だけでしょうか。
前回と変わらず清潔で熱すぎない湯加減に満足して、本日の最終目的地「浜中町中山間活性化施設(MO-TTOかぜて)キャンプ場」を目指します。
MO-TTOかぜてキャンプ場
「MO-TTOかぜてキャンプ場」は、霧多布岬から北西に13kmの内陸部にあります。
MO-TTOかぜてキャンプ場のオープンについて|観光情報|浜中町ホームページ (townhamanaka.jp)
テント1張(1~5人用までの小・中型)330円、(6人用以上の大型)550円
※車中泊の場合もテント泊同様の料金が発生します。
※テントや車の横にタープを張る場合は、別途タープ分の料金も発生します。
(浜中町公式ウェブサイトより)
今日は霧が深いのでテントを張らず、テント1張分の330円を払って入らせていただきました。
同じ敷地内の、浜中町産の牛乳を使ったアイスクリーム作りなどの体験が楽しめる施設で受付をします。
受付の方に、車中泊だけなら駐車場でも、炊事場とトイレが隣接するエリアを巡る道路に、車一台分通れるように駐車すればどこでもいいですよと案内されました。なんともおおらかなルールです。
ちなみに広い芝生に走る道路は、ラブリーな牛の形を描いています。
炊事場とトイレの近くには既にキャンピングカーが2台停まっていたので、その反対側の、芝生に突き出した小さい駐車スペースに停めさせていただきました。
まだ新設したばかりなのか炊事場がとても綺麗です。
片道約800mのところに「コープはまなか 桜店」もあるので買い出しもとっても便利。
広い芝生に3匹の親子キツネがチョロチョロしています。
明日天気が良くなれば連泊してテントを張りたいなぁ。
(この旅は既に終了しており、振り返ってお届けしております)
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