2021年 北海道車中泊の旅 39日目 京極・真狩
ふきだし公園
道の駅「名水の郷きょうごく」の裏手にあたる「ふきだし公園」は、あちこちに橋が架けられたフォトジェニックな景観で、カメラに自信のない私でも思わずバシャバシャ何ヵ所も撮ってしまいました。
湧水の名所なので当然池の水は透き通っていて光があたるとキラキラ煌めきます。鴨たちがしきりに潜って狩りをしたり、セキレイが気持ちよさそうに水面近くを飛んでいました。
こんなに気持ちの良い朝散歩は久しぶりぶりだなぁ。
羊蹄山の頂上部は雲で隠れていましたが、それでもまた来たいと思わせてくれる素敵な公園でした。
道の駅 名水の郷きょうごく
朝起きて気付いたのですが、歯磨きや洗顔をしないようトイレに貼り紙がありました。
道の駅では車のナンバーを監視している方が居て、ここまでコロナ対策に敏感な道の駅なら長居をする訳には行かないと思い、次に進むことにしました。
上湧別の時も思いましたが、小さな町だと感染者が出るとあっという間に医療の逼迫の恐れがあるのかも知れません。とはいえ道の駅はオープンしているので、微妙な匙加減が難しいところなのでしょうか。
去り際に市役所の前を通ると「食中毒警報発令中」とあり、一瞬血の気が引きました。もしやエキノコックス? 生水飲んじゃったよ!
後で北海道庁のWebサイトを見ると、以下のような条件で警報が発令されることを知りました。
《食中毒警報の発令基準》
1.日最高気温28℃以上が予想される場合
2.前2日間のそれぞれの日最低気温が20℃以上で、かつ、湿度が85%以上の場合
3.前2日間のそれぞれの日平均気温が23℃以上で、かつ、湿度が85%以上の場合
4.その他保健所長が特に必要と認める場合
令和3年度食中毒警報発令状況 - 保健福祉部健康安全局食品衛生課
なお、今のところお腹はピーピーになっていません。
道の駅 真狩フラワーセンター
百合根と細川たかし推しの道の駅です。細川たかしのステージ衣装がキンキラキンのラメラメで見応えありです。
直結の温室では、地元の高校が出荷している多肉植物が充実。カランコエは特にマニアックに取り揃えられていました。
カフェマッカリズムのソフトクリームも牛乳そのままの風味で美味でした。
湧水の里
こちらの方が京極の「ふきだし公園」よりも汲みやすく、並ぶ必要もありませんでした。「道の駅ニセコビュープラザ」からも車で10分足らずで行けるので、今後もニセコに来たら必ず立ち寄るスポットになると思います。
お隣の「真狩豆腐工房」ではお高いわぁと嘆きながら、「すごい豆腐」に稲荷寿司とザンギを購入。駐車場が混んでいて落ち着かなかったので、近くの羊蹄山自然公園で食べました。
稲荷寿司とザンギは普通に美味しかったのですが、塩を軽く振った「すごい豆腐」はグルメじゃない我々夫婦には凄さが分からず、1パックを持て余した挙句、味噌汁に入れてなんとか消化できました。
真狩河川公園
腹ごなしに来た道を少し引き返し「真狩河川公園」をお散歩。道の駅に続き細川たかし像に遭遇しました。きれいな川が流れる気持ちの良い散歩コースです。
こちらの川にはイワナの仲間である「オショロコマ」が生息しています。汚染された川では生きられず、準絶滅危惧種に指定されているそうです。このまま永遠に清流であり続けますように。
川沿いの紫陽花は8月下旬なのにまだ満開です。北海道の人にとって紫陽花って梅雨の花というよりは夏の花なんでしょうね。ひまわりや百合と同じ時期に咲いているのが不思議に見えます。
お散歩後はしばらく駐車場でくつろがせていただき、一昨日お邪魔した「道の駅ニセコビュープラザ」に引き返しました。
明日はフランスパンが美味しかった「石窯パンマルシェ HARU」のイートインスペースでまったり朝食を頂こうと思います。
(この旅は既に終了しており、振り返ってお届けしております)
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