あしたも日曜日

~40代セミリタイア夫婦のシンプルライフ~

2019北海道車中泊の旅23・24日目【稚内④ チャーメン/ 稚内⑤ 宗谷岬】

引き続き稚内です。

天気がイマイチな時はグルメに走るのが一番。

稚内名物』で検索していくつかヒットした中から、チャーメンを発見。

本日のランチといたしました。

 

 

23日目【稚内④ チャーメン】

庶民のソウルフード「チャーメン」

茹でた麺をフライパンで焼いて、具たくさんの餡が乗っかった稚内市民のソウルフード「チャーメン」。
ネットの評価などを参考に、今回は稚内駅近くの商店街にある「大王」さんに伺いました。
 
開店前から並び、一番乗りで着席。
間をおかずに次々と客が入り、カウンター席も大人数用の座敷もあっという間にほぼ満席となりました。
殆ど地元の常連さんといった具合で、「ボリューム亭」と似た展開に期待が高まります。
 
こちらのチャーメンは塩と醤油の2種類ということで、夫婦で1つずつ注文しました。
厨房では、ひたすら麺をフライパンで炒める女性と、餡を炒め合わせる男性の連携プレイが繰り広げられております。忙しそう…。
 
さて、一番乗りの我々夫婦にチャーメンが運ばれてまいりました。
イカやシイタケ、たっぷりのお野菜にボヨボヨの餡が絡んでいます。
麺はいい感じなお焦げがカリカリ。
餡は塩・醤油ともに程よい塩梅で、締めにお酢を足せば、こりゃまた旨い! 
うちの近所にもあったらいいのになぁ。
探せば関東にも似たようなメニューはあるかもしれませんが、安定的に食べられる稚内市民は幸せです。
もっと広く流行ればいいのに。

 

 

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寒風の森林公園キャンプ場

午後からは森林公園キャンプ場へ移動。風がキツくて散歩どころではありません。
そして寒い!⛄ 8月の2週目なんですけどねぇ。
避暑に来たつもりが寒くて半泣き。
念のためと持ってきたフリースとヒートテックがまさかの大活躍です。
去年も稚内に来たという方が、今年は去年より晴れは多いけど寒いとおっしゃっていました。
風が強いので、体感温度がより低くなっています。
せっかくのキャンプ場なのに車中に引きこもり。
 
一体どれくらい南下したらちょうどいいのかな。
あんまり暖かいと虫対策が大変。
涼しいと風が強くて身動きできない。
自然が相手だと人間に都合好くということはなさそうです。
かといって、地元に帰ってエアコンの効いた屋内にいるのはつまらない。
人間て本当にワガママだな。
 

24日目【稚内宗谷岬

「ボリューム亭」再び

稚内森林公園キャンプ場を出て、本日は日本の最北端、宗谷岬へ向かいます。
オホーツクラインに入ってからの生活利便性を鑑み、午前中、稚内市街では、洗濯、シャワー、買い物を十分に済ませ、どうしても再度行っておきたかった洋食屋「ボリューム亭」でランチをいただきました。
焼肉ランチとハンバーグランチ。共にこってりソースでボリューム満タン。これで夕飯は食べなくて済みそう。我が家流の食費節減必殺技『食い溜め』であります。
 ↓一度目の訪問はこちらをご覧ください。

 

asunichi.hatenablog.com

 

宗谷丘陵フットパス

パンパンのお腹を抱え、万を辞して最北端へ。
 
稚内市街から30分ほど北上すると、宗谷公園を起点にフットパスと呼ばれるお散歩コースがあります(車でも走行可)。
白い貝殻を敷き詰めた道路が、宗谷岬牧場と「宗谷岬ウインドファーム」と呼ばれる風力発電所の間を走っており、緑と白のコントラストが美しかったです。これで晴れて青空だったら3色になったのになぁ。

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宗谷丘陵フットパスコースの貝殻を敷き詰めた白い道
こちらの牧場で見られるのは宗谷黒牛です。途中車を降りて景色を眺めたり写真を撮ったりできるポイントがいくつかあったので、キュートな牛さんたちと間近でこんにちはが出来ました。

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宗谷黒牛たち
 最後に風力発電の風車が立ち並ぶポイントでパシャっと撮影。さすがに風がきついので、ブンブン発電していました。
高さ68メートルの風力発電機がこれだけたくさん目の前にあると迫力です。
 

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宗谷岬ウインドファーム

最北端「宗谷岬」へ

フットパスを抜けると、いよいよ岬です。
高台に大韓航空爆破事件慰霊碑などいくつかのモニュメントがあり、その駐車場に2匹のキツネちゃんがお出迎え。
ハロハロー♪ 遠くには鹿も見えます。

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高台を降りると海に到達し、ガイドブックで見た最南端のモニュメントを発見。
 
全国にいろんな「最〇端」がありますが、これが最北端の極みかと思うと感慨深いです。
ちゃっかり最北端のトイレで晴れ晴れしくミッション・コンプリートしちゃいました。
ちなみに礼文島利尻島よりも宗谷岬の方が北に位置しているそうです。
改めて地図を見て納得。スコトン岬を抱える礼文島はちょっと悔しいだろうな。
礼文島岬めぐりについてはこちらをどうぞ。
 
岬や海峡は旅情ロマンにかき立てられるのか歌が残されていることが多くあり、つい先週も利尻島の沓形岬で「時雨音羽」という利尻町出身の作詞家の歌が流れていました。
そして御多分に漏れずこちらも船村徹作曲の「宗谷岬」の記念碑が。

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岬の向こうは、かつて多くの日本人が住んでいた樺太(サハリン)です。
ロシアはすぐそこなんですね。どおりで稚内にロシア人やロシア語の看板が多いはず。稚内市民はロシア人と鹿とナチュラルに共存しています。
 
車中泊の旅にハマって約5年。
今日は最北端での記念すべき一泊となりました。
いつか最南端に泊まってみたいな。
ということは離島かな?
>(この旅は既に終了しており、振り返ってお届けしております) 

 

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