あしたも日曜日

~40代セミリタイア夫婦のシンプルライフ~

2021年 北海道車中泊の旅 38日目 ニセコ② 温泉

道の駅ニセコビュープラザ」で朝起きたら大量の羽虫で車が覆われていました。他の車には付いてないところを見るとライトの下に停めたのがよくなかったみたいです。

 

石窯パンマルシェ HARU

朝8時オープンに合わせてコーヒーとプチトマトをスタンバイ。

【公式】石窯パンマルシェ HARU

高い!と憤慨してしまいましたが、いざ「はるゆたかブール」を口に入れるとひれ伏す旨さ。

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リピート必至!

もっちりとした歯応えに、何も付けずに食べれてしまう塩味と風味。あまりの香ばしさに、空になった袋に鼻を突っ込んでスーハーしてしまいました。

ツナとトマトも乗せて、コーヒーでフィニッシュ。素材と技術を考えると決して高くない素晴らしい朝食になりました。

 

有島記念館

道の駅に次々と車が入ってき始めたので、有島記念館に移動しました。

有島記念館 | 北海道ニセコ町

記念館の周辺から見る羊蹄山ニセコ連峰は、道の駅と違い電線の邪魔が入らないのでナチュラルな絶景が楽しめます。

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雲を乗せた羊蹄山

朝早くだからなのか人もほとんど見受けられずお散歩に最適でした。

ただ、ガイドブックで見た記念館は手前の沼のような水面に逆さ羊蹄山が映って絵のような美しさだったのですが、実際に行ってみると、沼?はありませんでした。なんのこっちゃ。

 

ひらふ温泉

ここは日本じゃありません。

ニュースの特集や経済誌の記事で、中国やオーストラリアのマネーが雪崩れ込んできて、近頃はヨーロッパの超富裕層が投資を始めたとあり、外国のリゾートのようになっていることは知ってはいましたが、実際に街を訪れると、あちこちで建設ラッシュが起きており生々しい印象です。

お、お金の匂いがぁ…

あちこちの看板が英語で、日本人の我々の方が部外者のような気分になってしまい、なんとも落ち着きませんでした。

そんな中で異彩を放つのが「湯元ニセコプリンスホテルひらふ亭」。

しょ、昭和の匂いがぁ…

バブル時代のスキーブームの時にスキー場の開発と同時に建てられたのかな?「プリンス」だもんね。周りの出来たてほやほやホテル郡の中で一際年季の入っている「湯元ニセコプリンスホテルひらふ亭」。「ニセコ湯めぐりパス」で利用可能な温泉だったのと、すぐ近くの「ホテルニセコアルペン」がチャージスポットになっていたので来てみましたが、街の雰囲気に圧倒され「良い社会見学になったなぁ」と納得して退散してしまいました。

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比羅夫から見た羊蹄山

 

ニセコ昆布温泉

まだ午前10時過ぎだったので、ここで慌てて入らずともニセコ昆布温泉街も気になるしぃ、と思い移動してきました。

本日の入浴はガイドブックを見て気になっていた「ニセコ昆布温泉ホテル甘露の森」。向かいには同じく湯めぐりパスの青グループに属する「ワン・ニセコ・リゾート・タワーズ 」があります。

www.kanronomori.com

広い駐車場に木陰のスペースがあったので、オープンまで涼しく待たせていただきました。

フロントでは「甘露水」と呼ばれるニセコ連山の自然湧水が飲めます。戦後間もないころに御滞在された昭和天皇から「甘露」であるお言葉があったことから名づけられたそうです。

お湯はほんのり白濁、かすかに硫黄の匂いがします。昨日入った「ニセコ駅前温泉 綺羅乃湯」よりも少し熱め。

「温泉成分の中には、肌のコラーゲン生成を助け、肌をみずみずしくしてくれる効果のある、『メタケイ酸』を豊富に含んでおり、やわらかな感触に癒される『美人の湯』でございます。」(公式ウェブサイトより)

脱衣所には化粧水、乳液にクレンジングが揃っています。

 

道の駅 名水の郷きょうごく

本日のお泊まり先の「道の駅 名水の郷きょうごく」。湧水が汲めることで有名です。駐車場は道の駅だけでなく、給水専用の駐車場もあります。

meisui-plaza.com

道の駅の駐車場から階段を降りていくと、苔が美しい滝を臨むボードウォークの向こうに湧水口があります。

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マイナスイオンたっぷりの空間

湧水口は3口あり、すごい勢いで出ているので防水の靴を履いていけば良かったと思いました。年間を通してほぼ6.5度とあるので、足にかかるとかなり冷たいです。

また、専用の駐車場からは坂を降りて行くことになるので、大きいタンクに汲む場合は台車などがあった方が良いです。駐車場向かいにある売店で台車が借りられますが、何も買わずに借りる訳にはいかないでしょうから、買う予定が無さそうならキャスター付きバッグでもリュックサックでも持って行くのがベターですね。

立て看板にはあくまでも生水ですので、煮沸してから飲みましょうと書かれています。煮沸してからだと美味しくなくなりそう。地元の方たちはどうしているのかしら?

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読む前に飲んじゃったよ

明日は「ふきだし公園」を朝からゆっくり巡ろうと思います。

 

 

(この旅は既に終了しており、振り返ってお届けしております)

 

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