2021年 北海道車中泊の旅 37日目 小樽〜ニセコ①
小樽の車中泊スポット
新日本海フェリーターミナルの駐車場で朝を迎えました。
こちらは舞鶴行きの小樽23:30発が最終便で、新潟発のフェリーが朝4:30に小樽に着くまでクローズしてしまいます(実際は23:30〜3:30までクローズ)。つまりその間トイレを我慢すれば車中泊が可能になります。
ただ朝の4時半にフェリーが着岸する音がなかなか響くので夫は耳栓をしても寝不足になってしまいました。
やっぱり有料の観光駐車場に泊まるべきだったかな。次回への課題となった小樽泊でした。
小樽観光
昼間の小樽観光は、目当ての「旧日本銀行小樽支店 金融資料館」が閉鎖していたため、ドライブしながら街並みを見物しました。
小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」:北海道小樽へようこそ!
フェリーターミナルからJR小樽駅まで行き、旧銀行などが立ち並ぶ「北のウォール街」を歴史的建造物を眺めながら南下し、北一硝子やルタオ本店が並ぶ「小樽堺町通り商店街」をゆっくり通り過ぎました。
20代や30代の若い頃なら一軒一軒舐めるように見て回っては自分や友人家族にお土産を買っていたところですが、五十路を目前に控えた今となっては、さーっと眺めるだけで十分。資本主義社会の劣等生がコロナ禍の観光業界を憂えるのもお門違いなのかも知れません。
小樽祝津パノラマ展望台
せっかくの晴天なので博物館やショップに入り浸るよりも「小樽祝津パノラマ展望台」で青い海のパノラマを眺めようと、「スーパーアークス長橋店」で仕入れた小樽グルメを買って向かいました。
週間天気予報では晴天が数日続いた後は1週間以上雨や曇りが続く予想で、スケジュール的に積丹ブルーは臨めそうもないので、せめてと思い「小樽祝津パノラマ展望台」を目指しました。
見事なブルーオーシャンです!
スパンと縦に切り分けられたような岸壁と砂浜が海の透き通るような青を引き立てます。
インスタ映え狙いの天使の羽が、毎年2月に産卵のため大挙して小樽沿岸に押し寄せるニシンで描かれています。
次々と若者たちが写真を撮る側で、「小樽なると屋のザンギ」にたこ入り「小樽揚げ」、「とろたく巻」に「つぶ五貫盛り」を平らげておりました。
「小樽なると屋のザンギ」は、キュキュッと歯応え抜群の大振りな鶏肉が絶妙な塩梅の衣で揚げられており、久々に美味しいザンギを食べたなぁと感嘆致しました。
ゆっくり海を眺めながらの小樽グルメを満喫して、次に向かうは羊蹄山。
晴れのうちに拝んでおかないと後の1週間は悪天候で「蝦夷富士」と呼ばれる美しい羊蹄山のお姿が見られないと、余市観光もそこそこに先を急ぎました。
コロナの影響でニッカウヰスキー北海道工場・余市蒸溜所の見学が出来なかったのもためらいなく先を急ぐ理由になりました。
本当なら「道の駅 スペース・アップルよいち」に一泊して「柿崎商店」の海鮮丼を食べたかったなぁ。
天気とコロナのダブルパンチならしょうがない。次回へのお楽しみに取っておくとしましょう。
道の駅ニセコビュープラザ
先を急いで良かった!
雲一つかからない羊蹄山をばっちり拝めました。
暑さと寝不足で朦朧としていた我々夫婦を圧倒的な存在感で魅了してくれます。
高橋牧場のソフトクリームも別海以来の美味さで更に二重丸◎
農産物直売所の新鮮野菜のお値ごろ価格に花丸です🌸
この日はとうもろこしに辛くないとうがらし「うまからナンバン」、オレンジ色のトマトを購入。なんばんはたまに辛いのに当たりますが、概ね辛すぎず美味しくいただけました。
ニセコ湯めぐりパス
事前にガイドブックで予習していた「ニセコ湯めぐりパス」。
道の駅の観光案内所でブルーカード、ベーシックカード、レッドカードの3種類あるうち赤シール2枚・青シール2枚付のベーシックカードを一冊購入しました。
赤グループは大人500〜600円、青グループは大人700円〜1200円の温泉施設になります。
ニセコ駅前温泉 綺羅乃湯
ニセコ湯めぐりパスの赤グループに属する「ニセコ駅前温泉 綺羅乃湯」は、ニセコ駅のすぐ向かいにあります。
大浴場は男女日替わりで洋風と和風の造りになっています。
奇数日 - 洋風は男性、和風は女性
偶数日 - 洋風は女性、和風は男性
少人数で入れるプライベート小浴場もあります(申し込みが必要です)。
ここはなんといってもジャグジーがぬるくてサイコー! 35〜37度なので体温と同じ。熱いお湯の後に入ると冷たく感じるレベルです。なが〜く入れて大満足でした。
明日はどこの温泉に入ろうかしら♨️
(この旅は既に終了しており、振り返ってお届けしております)
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