2019北海道車中泊の旅29日目【クッチャロ湖⑤夫婦喧嘩 in キャンプ場】
クッチャロ湖キャンプ場５日目に突入。
廻れるところは全て廻り、食べたいものは一通り食べました。
本当ならもう少し早く退散して、オホーツクラインの反対側のオロロンライン沿いにあるキャンプ場を目指したかったのですが、台風が接近して来ているのでオホーツク海沿いに留まった方が良いだろうとクッチャロ湖に居残る判断をしました。
おかげで同じキャンプ場に滞在する最長記録となりました。
ここは長期でも充分耐えられる素晴らしいキャンプ場で、出逢うベテランキャンパーの方々も、皆さんここを気に入って毎年長く滞在しているとおっしゃっていました。
次に来るときはお盆は外そう。「静かな湖畔」なら何日でもいられそうです。
安い、旨い、柔らかい！ ３拍子揃って大満足。
北海道で肉といえばジンギスカンか肉牛のイメージですが、豚肉も本当に美味しいです。
気分好く後片付けをしていたら、フライパンの油をキッチンペーパーで拭わずに洗ったため、スポンジが油まみれに。何を洗っても油でヌルヌルです。
すると昨日と同じ失敗を繰り返したことに夫が怒り始めました。
ぐうの音も出ないいつもの理詰めに私もふてくされ、険悪な雰囲気に。
こういう時は逃げ場がなくて非常に息苦しいのです。
ケンカも一段落して夫がトイレに行ったあと、すぐ隣のキャンピングカーからオジサンがのそりと顔を出して荷物を弄り始めました。
我々のケンカが始まったことで、出るに出られず困っていたのかも。
申し訳ないやら恥ずかしいのやらで顔を向けられませんでした。
これって結構「キャンプ場あるある」です。
ケンカをすると周りに筒抜けで、近くにいる人間は気を使います。当然ですよね、壁がないんですから。
日常生活とは事情が違うので要領を得ず、家庭の事情が丸聞こえでもウッカリぶつかってしまう。
つい２日前はこちらが逆の立場で、向かいの夫婦がテント設営の間中ずっとケンカをしていて気まずい思いをしました。
一緒にキャンプをするくらいなので、大抵仲が良いのは間違いないのでしょうが、長く旅していると必ずこういう場面には遭遇します。
鍋奉行ならぬテント奉行の夫に、ちょっとテンションが追い付けない奥さん。
「あんまり怒るとそのうち奥さん来てくれなくなるよ」とハラハラしながら見守ります。
「昔は付いてきてくれてたんだけどねぇ」なんて高齢のソロキャンパーからはよく聞く話です。うちはいつまで続くかなぁ。
どっこい、犬と来ているほうが気が楽という人も多いかもしれませんね。
お盆休みは、ベテランキャンパーばかりではなく、やっと休みに入って楽しい思い出作りをしようとしているキャンパーも大勢います。
今日のケンカはことさら反省。
気を付けねば。
(この旅は既に終了しており、振り返ってお届けしております)
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