あしたも日曜日

~40代セミリタイア夫婦のシンプルライフ~

多肉植物~花が咲いたらサヨウナラ?~

多肉植物には花が咲いたら枯れる品種が数多くあります。
 
目次

アガベリュウゼツラン」

株自体も全長2メートル以上になる巨株なのですが、更にビヨーンと8メートルくらいアスパラガスのような花芽を伸ばして無数の花を咲かせます。
咲き終わって朽ちるまでに、親株は足元に無数の子株を吹かせます。
まるで鮭の産卵を彷彿とさせるアガベの一生にロマンを感じて、多肉の世界にズブズブとハマってしまいました。
その豪快な最期は、およそ50~100年に一度しか見られません。「センチュリープラント」といわれる所以です。なので花が咲くとローカルテレビやローカル新聞に取り上げられたりします。
我が家にも何株かアガベはありますが、100年に一度なら花を見ないまま私のほうがお先にあの世に召されてしまうかもしれません。
 
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ご近所からのおすそ分けリュウゼツラン

カランコエ「唐印(デザートローズ)

我が家の多肉植物の中で初期にお迎えした古株、カランコエ「唐印(デザートローズ)」。
容易に子吹くので、株分けして鉢植えだけでなく地植えもしています。
エケベリア同様、地植えすると巨大化しやすいカランコエ
唐印たちもなかなかの巨株に成長しました。
今年はどうやら花を咲かせるらしく、ただ大きくなるだけではなくビヨーンと縦に長く伸びて、真ん中から花芽がのぞき始めました。
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左の株は子だくさんです
以前You Tubeで花が咲いた後の唐印をジャキジャキ切り落としているのを観ました。
花が咲くと終わり。
とはいえ子株をたくさん吹いてから咲くので、親株を切り取っても焦る必要はありません。
我が家でも立ち上がった親株の足元に子株が群生しています。
 

立ち上がったオロスタキスたち

唐印の他にも今、我が家で「咲いたらサヨウナラ」の多肉が花芽を上げています。
 
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オロスタキス「子持ち蓮華」(左) オロスタキス「爪蓮華」(右)
めちゃ増えます。
ちょっとしたグランドカバーにもなりえるオロスタキス。
夏の猛暑も冬の寒波もなんのその。
日本原産だけあって何の苦労もなく育てられます。
頼もしい。
 

クラッスラ「神刀」

多肉植物は株の中央から花芽を伸ばして咲く品種は、子株を吹いた後に死んでしまうものが多いのですが、今年我が家で初めて咲いたクラッスラ「神刀」はどうなのでしょう?
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地植えで大きくした後に鉢上げした「神刀」
同じくクラッスラの「巴」はベテラン愛好家の方から「花が咲いたら枯れるから、花芽が上がり始めたら切ってしまえ」とご指南を受けていました。
買ったその年に早速花芽を上げ始めたので慌ててカット。
すると切り口辺りから子株が4つほど吹きました。
いわゆる「胴切り」後の「強制子吹き」状態。
同じクラッスラ属の「神刀」も同じように「胴切り」すべきなのかしら?
そんなに増やしたいとも思わないんだけどなぁ。
でも「神様」の「刀」を「胴切り」ってなんか罰当たりな気がする。
このまま天寿を全うしてもらおうか。
否、花が終わっても何食わぬ顔して生きているような気もする。
あと少しで花は咲き終わりそうなので、このまま見守りたいと思います。
 
 

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