あしたも日曜日

~40代セミリタイア夫婦のシンプルライフ~

【メルカリ出品】レッドオーシャンで闘っているけど

近頃のビジネス書では、「レッドオーシャンで闘うな、ブルーオーシャンで勝負しろ」的なフレーズをよく見かけます。
 

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目次

ブルーオーシャン創出の難しさ

ブルーオーシャンとは、独創的なアイデアで切り開かれた誰も手を付けていない市場のこと、と理解しています。
そしてその世界で独り勝ちすることが成功を意味するのだと思います。
でも資本主義が誕生して200年以上たつ今、ビジネスのアイデアは出尽くしており、新しい技術を開発したわけでもない一個人が独創性で世界を制するなんて神業としか思えません。
特許申請だって、「これなら誰も思いついてないはず!」と喜び勇んで申請しても「既に承認されてますよ」と言われて後発であることを知り愕然とする、なんて話はごまんとあります。
これまた昨今のビジネス書でよく言われる「プラットフォームを作ったもの勝ち」というのも、独創的な仕組みそのものを作り、世に広め、定着させるなんて相当ハードルが高い。思いついたところでITに疎い人は実現まで漕ぎつくのは至難の業ではないでしょうか。
「無理だ、無理だ、と言って何もしなければどうにもならない、とにかく行動してみることだ」と成功者たちは語ります。
確かにそう。頭の中でいろいろこねくり回しても、実際に動かなければ何も起きない。
 

まずは出来ることから始めよう

そう思って始めたメルカリ出品。
フリマアプリというプラットフォーム自体は作り出せないけど、自分のアイデアで需要を喚起して人気のアイテムを生み出すことなら出来るかも。
出品するだけならタダなんだから何でもやってみよう。
どんぐり、サランラップの芯、使いかけの化粧品。
そんなの誰が買うの?というようなものも売れてしまうメルカリ。
個人のアイデアがお金に変わるなんて、誰でもプチ起業家みたいで面白いですね。
この楽しさに味を占めてセミプロになっているような出品者をウォッチしていると、何千件という経験値からより効率的でインパクトのあるアイデアを創出していてとても勉強になります。
 

守破離が基本

いきなり「独創的なアイデアで世の中を席捲!」なんて到底無理な私は、この半年のメルカリ出品経験から、メルカリ界の猛者たちのアイデアを見習う(パクる?)ところから始めるしかないという結論に至りました。
守破離」という言葉があります。
守=真似る
破=自分なりのアイデアで少し工夫してみる
離=自分なりのスタイルを確立する
そんな風に理解している私の現状は、「守」の段階。
しかし先輩たちの真似をそっくりそのまましても同じ効果は得られません。
何千件という実績がそのままその人の「信用」となり、その「信用」が「フォロワー」を集め、出品の度にフォロワーに通知されるアイテムが「購入」につながる。
フォロワーを10人獲得している人と、300人獲得している人とでは当然「購入者」の数は違ってきます。
ブルーオーシャンを開拓したトップランナーの後を皆が追いかけ、レッドオーシャンになる。
パイが増えれば増えるほどトップランナーは多く稼ぐことになります。
うらやましい…。
 

いま私にできること

今は成功者の真似をすることしかできないけど、経験を重ねることで、ブルーオーシャンとまではいかなくても「パープルオーシャン」と言えるくらいまでの独創的な商品やアイデアを生み出せないものか。
そんな夢を抱きながらレッドオーシャンの中で如何に輝くか日々検討中です。
 
例えば写真の撮り方やアイテムの組み合わせ、新しいアレンジの提案などでニッチな世界を開拓してみたい。
数では勝負できなくても、コアなファンを創出して信頼関係を築けたら。
 
ただ余ったものを漫然と出品するよりも、どうせ出すなら日頃からアンテナを張って独自の道を切り開き、追随を許さないくらい先を走りたい。
小さな夢かもしれないけど、目標や野望を持つのは良いことかな。
そんな風に思うようになった今日この頃です。
 

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