2021年 北海道車中泊の旅 5日目 十勝グルメ①
5日目の今日は「沙流川オートキャンプ場」を昼前に後にし、帯広を目指します。
帯広市が近づくにつれ、大型スーパーや激安ガソリンスタンド、コインランドリーなど車中泊生活に欠かせない施設が目に入り始めました。
ばんえい競馬場
そしていよいよ着いた帯広市街地。
お腹はぺこぺこです。
関東を出る前から目を付けていた豚丼の有名店「ぱんちょう」に到着と思いきや、帯広市内のあらゆる飲食店が月曜休み。残念!
ならば十勝地方に複数あるスーパー「フクハラ」へ弁当・惣菜を買いに出向きます。
いただいたのは北海道定番の甘納豆赤飯に、ホッケのフライ、梅風味の塩タン、アスパラの煮浸し。
どれも本州ではあまり見ないメニューばかりです。中でもホッケのフライは脂がのっていて美味。他のスーパーでも見かけたので、帯広市民には馴染みのフライなのかも知れません。
お腹いっぱいになったところで次なるお目当ては「ばんえい競馬場(ばんえい十勝)」。
十勝・帯広観光情報 | 【公式】ばんえい十勝 (banei-keiba.or.jp)
土日月の週3日しかやっていない(時期により変わるかもしれないけど)ので、月曜の今日を逃せば次は土曜になってしまいます。
少し早く着いたので、レースが始まるまで、同じ敷地内の「馬の資料館」や十勝グルメが詰まった「とかちむら」を覗きます。
そしていよいよ競馬場へ。
入場料は通常100円なのですが、本日は無料でした。
普段馬券を買わないので、適当に掲示されている買い方説明や予想表を見て、ワイドで300円張りました。
ばんえい競馬といえば、ずんぐりむっくりした馬が、騎手の乗った重いソリを引くくらいしかイメージがなかったので、実際どんなレースになるのか分からないまま、カメラと馬券を手にして、レース場ギリギリの柵まで近寄ります。
そしていざスタート!
砂埃を上げながら馬たちが前に進みます。
進みます。
進みま、、、
止まった、、一斉に、、、
あれ? やり直しかな?
と思いきや、また進みます。
進んでは止まりを繰り返しながらどんどん近づいて来る馬たちを待ちます。
予想した3番と4番は、5番手6番手くらいをジリジリと進んでいます。
予想表では◎の最有力の2頭を選んでいたつもりなのですが、全く圏外と思っていた8番がダントツトップを走っています。
さよなら300円、と思いきや!
ゴール間際でグイグイ追い上げる3番と4番!!
結果は1着8番、2着3番、3着4番でした。
やったー!
ワイドなので、3着までに予想した2頭が入れば当たりなのです。
とはいえ、ワイドならば大した倍率にならないんだろうと思いきや!
払戻しの機械に馬券を投入すると、3,450円も返ってくるではありませんか! 約11倍です!
うひゃー、典型的なビギナーズラック♪
大昔に初めて京都競馬で当てたエリザベス女王杯の時とほぼ同じ倍率で勝っちゃいました。
ありがたや〜
さて、この儲かった3000円で何を食べようか?
クランベリーのスイートポテト
早速十勝スイーツの名店をググると、スイートポテトで有名な「クランベリー本店」さんを発見。いざおやつタイムです。
店内に入ると、レジ横の目立つショーケースにどでんと並ぶ巨大スイートポテトの数々。いろんな大きさのスイートポテトが量り売りになっていました。
どれも1人では食べ切れなさそうだったのですが、1番小さいサイズを1,200円ほどで購入。コロナの影響でイートインが出来ないので、コインランドリーで洗濯中に車の中でいただきました。
ぼってり大きなスイートポテト様。
大きめのスプーンでザックリ掬い取ります。
嗚呼、至福の瞬間❤️
ほよ?
スイートポテトといえばバターたっぷりと思いきや、とても素朴であっさりとした味わい。
説明書きには、「素材が本来持っている良さをそのままに、過剰な手を加えず、さつまいもの風味を生かして、丹念にひとつひとつ手作りで仕上げております」とあります。
確かにお芋さんの味以外に際立つ風味はあまりなく、底に近い層にあるカスタードクリームらしいクリームもさっぱり主張しすぎない、さつまいもの引き立て役といった具合です。
永年愛される味とはかくあるものなのかも知れません。素朴な味だけに、あっという間に巨大スイートポテトはスルスルと半分ほど胃に収まってしまいました。
嗚呼、しあわせ〜(´∀`)
乳製品の苦手な夫もバターの風味がないので、一口食べられて良かったです。
残りは明日の朝食に、と保冷剤と共に冷蔵バッグへ。
モール温泉
洗濯を終えて次に向かうは「天然温泉ホテル 鳳乃舞温泉 音更」。
日帰り入浴は大人410円也。
十勝の名湯モール温泉です。
値段の割に立派な大浴場で、露天風呂や泡風呂、電気風呂にサウナ(コロナ禍は利用不可)などがあります。
私には少し熱目のお湯でしたが、とても清潔なのと、なんといっても出入り口付近に床からお湯が噴き出す構造になっていて、最後に足の裏を綺麗にしてから出られる有り難いお風呂でした。
6時半頃にホテルから出ると、涼しい風が吹き、昼間に34度もあったとは思えないほどの爽やかな空気に変わっていました。十勝地方のカラッとした風は、沙流川オートキャンプ場の湿気った空気よりも快適に感じます。
〆はスーパー「ダイイチ オーケー店」で夕食の買い出し。
店内には飲食スペースが設けられ、20:30まで利用出来ます。
そしてなんとWi-Fiとスマホ用の電源が自由に使える至れり尽せりぶり。ゴミもそのまま処分出来るので、こういうスペースは車中泊キャンパーにはこの上なく有り難いのです。
いただいたのは、近隣町の中札内名物「中札内田舎どり」の骨つきモモ肉と牡蠣の炊き込みご飯。
「中札内田舎どり」は事前にガイドブックでチェック済みで、中札内の道の駅で食べようと思っていたのですが、音更町で一足早く出くわしました。
期待通りの旨さに骨までしゃぶり尽くし、本日は選りすぐりの十勝グルメに大変満足致しました。
明日は「ぱんちょう」の豚丼が待ってます。朝食は控えめに、万全の体勢で臨みたいと思います。
(この旅は既に終了しており、振り返ってお届けしております)
ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると励みになります。