あしたも日曜日

~40代セミリタイア夫婦のシンプルライフ~

サボテン 多肉植物 から学ぶ「生き方改革」

当ブログのヘッダーのサボテン「新天地錦」。

その美しい見た目と魅力的な名前に惹かれて、昨年夫が行きつけの専門店からお迎えしたサボテンになります。

シンプルライフ」という「新天地」に漕ぎ出したばかりの我々夫婦にぴったりだと思い、タイトル画面に貼り付けました。ちなみにプロフィールの赤い花は「短毛丸」というサボテンになります。

 

ところでサボテンの寿命がどれくらいかご存じですか? その品種や生育環境によって違いはありますが、長いものだと100年、200年と生きられる個体もあります。

それだけ長寿だということは、成長はとてもゆっくりになります。玉型サボテンの「金鯱(キンシャチ)」といわれる品種だと、1年で直径が約1センチずつ大きくなります。

伊豆シャボテン動物公園には、この金鯱の樹齢が20年、50年、100年と比較して見られますので、機会があれば是非ご覧になってみてください。

izushaboten.com

 

サボテン仲間のシニアの方たちとお話をしていると「君たちはまだ若いから(?)、安くて小さいものが買えていいなぁ。こいつが見ごろになるころには俺たちはあの世に逝ってるからよぉ」なんてことをよく言われます。

われわれ人間よりも寿命の長いサボテンを思うと、その寿命の長さに即したバイオリズムでゆっくりゆったりと成長していくことが、ごく自然なんだと気付かされます。

 

「人生100年」といわれるようになった昨今、人間も寿命が延びたなら延びたなりにゆったり生活したいものです。

なんでも急ぎ過ぎだと思いませんか? 今のスピード感で生きていると、とても100年生きられるような気がしません。医療で無理やり寿命を延ばしたところで、健康寿命が追い付かない。それってなかなか悲劇ですよね。

働き方改革」以前に「生き方改革」が必要に思います。

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