家事分担 その2
夫婦共々仕事を辞めてからは、時間も気持ちもたっぷり余裕ができたことで、家事は分担ではなく、共同作業になりました。
食事は朝昼晩と一緒に作り、洗濯も一緒に干したり畳んだり。掃除はスイッチが入ると、勤めていたときにはやらなかったようなところまで、二人でみっちり。
買い出しはまとめて済ませず、敢えて毎日、散歩を兼ねてお買い物。食材を上手く使いきれるようになりました。
庭の雑草むしりも二人で黙々やれば、あっという間。大胆なレイアウト変更や植え替えも可能です。
共同作業は、楽しくて充実した気持ちが味わえる。そんな些細な幸せを満喫出来ただけでも、退職した価値は大きい。
働いている頃は、あまり余裕がなく、つまらないことで小競り合いをしていたように思います。
そのストレスは、ショッピングやグルメで解消していましたが、今はその必要がないので、すっかりお金を使わなくなりました。
ということは、ストレスが溜まらないのなら、その分所得が減っても問題ないということになります。
いつかはまた、何らかの形で働かないといけないと思っていますが、これまでと同じ働き方は、必ずしもやらなくて良いということに気付きました。
通勤時間が短く、ストレスを最小限に抑えられる仕事なら、たとえ以前の所得の半分であってもいいんじゃいないだろうか。自炊も余裕が出来れば苦ではないので、節約も十分可能です。
1円でも多く稼ぐことより、日々ゆとりを持って過ごすことを第一に考える。これからはそんな人生にしていきたい。